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放っておくと怖い!肝臓の病気の種類と症状・原因

肝臓のはたらき

肝臓は、代謝、胆汁の生成・分泌、血液の貯蔵、解毒、いろいろなタンパクとビタミンの合成を行います。

沈黙の臓器

肝臓は健康な状態であれば、約3分の1が働くだけで、からだの機能を維持することができます。
そのため、少々の症状が出た時にはすでに肝硬変や肝細胞癌などが進行している場合があります。
肝臓病の原因として、一番多く、また最も重い症状を起こすのは、肝炎ウイルスです。
肝臓病を予防・治療して、命に関わる恐ろしい肝硬変と肝細胞癌の発症を防ぎましょう。

肝臓病は、肝炎・脂肪肝・肝硬変・肝細胞癌の4種に分類されます。

まず、敵である肝炎ウイルスをよく理解しましょう。

肝炎ウイルスA型は、飲料水と食物を介して経口感染し、若年層に多く発症します 肝炎ウイルスB型は、血液によって感染します。日本国内における成人の急性B型肝炎は、性行為等が感染経路のひとつと考えられます。 肝炎ウイルスC型は、血液によって感染します。100人に1〜3人がC型肝炎で、感染してから慢性肝炎、肝硬変、肝がんになりやすいので、早めに検査を受けましょう。